当社研究チーム (Dhia Ben Salem、Daphne Pappas、Magnus Buske) が「Plasma Process and Polymers 第20巻4号」に掲載されました。
今回紹介されたのは、産業界において複合材・各種ポリマー表面の前処理に使用されている大気圧プラズマ処理で、処理パラメーターを制御する専用ロボットを用いて行います。塗装・接合前の表面処理法として、コスト削減につながる確実な生産アプローチと評価されました。また、レポートに記載された大気圧プラズマプロセスによる機能性薄膜蒸着も、自動車産業において環境に優しい高信頼性ソリューションとして評価を得ている技術です。
プラズマ処理したポリプロピレンは、水接触角測定法、X線光電子分光法 (XPS)、全反射測定法 (ATR)、フーリエ変換型赤外分光法 (FTIR) による特性評価がなされ、その数値が公開されています。プラズマ相に由来する化学基により表面が機能化したことを裏付けるものとなっています。
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